マイニング、『ビットコインを掘り当てる』を説明してみようという話
ビットコインの勉強をしておりますと、『ビットコインを掘り当てる』という表現が目につきます。
頭が悪いので全く理解ができませんでしたが、今日になりようやく消化ができました。
ビットコインはブロックチェーンという技術で安全性が保たれております。また、過去の取引の情報を残すことで様々な不正を防ぐことができます。ブロックチェーンの技術の詳細はここでは置いてきます。
そのブロックの中には様々な取引のテータが含まれており、一つのブロックに入る情報量には限界があります。例えば一つのブロックにつき1000個の情報が入るとすると、1001個からは次のブロックが必要となります。
そもそもブロックチェーンというだけあって情報の入るブロックは一本でつながっており、新しいブロックができるとその前に出来たブロックのお尻にくっつきます。
どんどんお尻にブロックがつながっていくことにより一本のチェーンとなるわけです。
それではそのブロックは誰が作っているかということですが、それがマイニングを行ってる人達です。一番後ろのブロックに新しいブロックをつなげるときに"鍵"が必要であると思ってください。
その鍵にはある法則や係数を使っており、その法則に基づいた16桁の文字列を探しているのです。
一番最初にその鍵を探し当てた人に10ビットコインを報酬として支払ってることから、『ビットコインを掘り当てる』といっているのでしょうか。
いずれにしても直接コインを掘り当てているわけではなく、我々が安全に利用できるボックスを作りそれをつなげていく作業を10分おきに行ってくれているわけです。
かなりの経費が掛かるそうですが、10ビットコインを報酬で受け取ることで利益が出ていますので、今のところ成り立っているようです。
少し怖いのはよりブロックチェーンの技術が高度になりマイニングの作業が複雑になれば、報酬が見合わなくなる可能性がありその安全性が脅かされるのではないかということです。